11月25日公演@PUB VOXhal
イントロ
どの言葉でも話す権利がある
大声で
私には
あなたが理解するかどうかは問題ではない
大切なのは
あなたと話すこと
これはシステムの破綻
想像を超える何か
京都でロシア語の詩を読む
長い形式は苦手だけど
今日は8分間演奏
各音
各行間の休止
忘れられないように
聞くのに疲れたら
手拍子
足音
全てを使って
注意を引く
私の声が静まらないように
理解なくても
話し続けるために
自分のも
私の頭がおかしくなったような気がする
あなたは私の詩を評価できない
私も
あなたの詩を評価できない
今、ロシア語を取り、言葉を自分のものにする
*日本語の言葉*
あなたには感情があるのか
これがあなたにとって何を意味するのか
感情として
私は尋ねるが、
答えを待っていない
言葉を与えてくれて
日本
それに感謝します
***
ロシアは
流しボタンを押して
爆発のエネルギーを
宇宙空間に排出している
どうぞ私に精進用の
キノコと黒パンのサンドイッチを下さい
古い家を背景に浮き出ている
飾り窓
して青い空
ああ、まさに私のロシアだ
私の、600平方メートル菜園は
何千何万もの
陰気な人々によって
陽気な人々によって
生きている人々によって
死んでいる人々によって
耕されてきた
この何もない空間の中で出来ることは
ただ眺めることだけ
限りなく懐かしい風景を
慣れ親しんだ風景を
***
あなたは絶えず姿を変える
私は固執しようとする
でもあなたはもう木
もう鳥
もう豪雨の排水システムの一部
鴨川に向かって流れる川のよう
私はあなたの道に横たわる石
あなたを曲げる
鉄の手で
あなたの腕の静脈に止血帯となる
あなたは血
私は溢れ出し
混ざり合い
宇宙全体になるものに
結び付く
今は壁の一点に収束
あなたには場所が
私には形がある
一緒に
愛する者だけが成し遂げることをする
お互いを保持する
***
ロシアのサモワールのような
君と私
餅がついた
枝の下に立っている
不安定には
ぐれるかもしれないけれど
でも
この国で最も重要な暴力があるのは
餅に対する暴力だけ
これは良いものだ